ヒゼンダニはとても小さなダニで、目視することはできません。

このダニは人の皮膚に寄生するのが特徴で、寄生されると「疥癬」と呼ばれる皮膚病を引き起こします。

赤いブツブツが腕・足・お腹・胸などに出来て、特に夜になると強い痒みを生じます。

また、体に垢が増えたような状態になり、ザラザラ感が生じることもあります。

人から人へと感染するため注意が必要ですが、症状が生じるのは皮膚だけであり、体内に影響を及ぼすようなことはありません。

対策としては、家族に疥癬の皮膚病を患っている人が居れば接触に注意するようにしましょう。

接触の際には手袋を着用したり、しっかりと手洗いすることが大切です。

加えて、ヒゼンダニは50℃以上の温度に弱いため、患者の衣類を50℃以上のお湯につけてから洗濯したり、乾燥機に入れて乾かすなどの対応が効果的です。

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