チリダニが繁殖するとツメダニも発生するのは、後者が前者を捕食して栄養にするのが理由です。
ツメダニはチャタテムシも捕食する性質を持ち、餌になる虫が増える時期に一気に繁殖が進むのが特徴です。
チリダニは1年中活動していますが、特に気温20℃~30℃、湿度60%~80%の時期になると活動が活発化します。
一方、ツメダニは夏が終わりを迎える8月~9月頃に、他の虫を捕食して繁殖し始めます。
つまり季節の移り変わりに合わせて、入れ替わる形でツメダニが発生することになります。
発生原因は分かっているので、まずは餌となる虫の繁殖を抑え、栄養源を少しでも減らすのが得策です。
虫を餌にして繁殖しますが、稀に人を刺して体液を吸うこともあるので、発生させないことが大事です。