タカラダニは、5月の連休を過ぎた頃から、屋外のコンクリートやアスファルト、ベランダ、ビルの壁などで見かける真っ赤な体が特徴のダニです。

真っ赤な体をしているため、血を吸うのではないかと思われる方もいるかもしれませんが、タカラダニの餌は主に植物の花粉と言われており、人間に直接的な被害を与えることはありません。

しかし、大量発生すると見た目が気持ち悪いことから駆除を希望する方も多くいらっしゃいます。

このような特徴があるタカラダニですが、この名前には面白い由来があります。

名前の由来には諸説あるのですが、その中の一つに昔子供たちがセミ採りをしていた際に、セミのお腹に付いているタカラダニを見つけ、それが宝物を抱えているように見えたからというものがあります。

また、子供たちにとっての宝物であるセミに付いているダニであるため、このような名前が付けられたという説もあるようです。

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